the Fratellis 'Flathead' 嗚呼素晴らしき青春。

みなさんごきげんよう。いかがお過ごしですか?アベです。

 

 

 

私は昨日のルーマニアブカレストでの国立歴史博物館の視察から帰宅し妻の昭恵とNFLプレーオフについてdiscussしておりました。

 

 

さて本日は、the Fratellis というインディロックバンドのFlatheadという楽曲を紹介、俄かながら個人的な感想も記してみたいとおもいます。お時間許せばどうぞお付き合いください。

 

 ★バンド、曲について

Flatheadは2007年に発表された楽曲でありまして、当時のiPodのCMソングとして起用されました。Costero Musicというアルバムに収録され、他の収録曲もとても話題を呼び、商業的にも成功した作品だと言えるでしょう。

 

この頃の私と言えば、閣僚の度重なる不祥事に気を揉まれ、年金問題の未解決なども重なり、参議院選惨敗。とても心身ともに疲弊しておりました。いや、中国、朝鮮との関係回復に動いたりとか、教育基本法改正とか、まぁ頑張ったんだけどやっぱむずいです。。。

 

まぁ、そんな話は置いておきまして、当時私はこの楽曲にとても精神面での苦痛を緩和していただきました。本当に。

 

 

 

 

この楽曲を語る上で外せないのは曲を通して醸し出される陽気なメロディでしょう。

 

私の個人的な感想ではございますが、ことインディロックの楽曲としてこのようなものは珍しく、独特なものに感じました。この曲に限らずアルバムを通して同じような雰囲気が漂っています。まさに閉塞感や鬱屈したシーンを俯瞰から明るく陽気に嘲笑、あざ笑うような感覚を覚えました。

 

リズミカルかつシンプルに奏でられるエレクトリックギターのイントロは何か楽しい出来事がおきそうな予感を感じさせます。少し砕けた表現を用いるとするならばワクワク感とでも言うのでしょうか。そのような期待感、高揚感のような雰囲気を醸し出しております。

 

エレクトリックギターのサウンドに関して、やはりインディロックの象徴というような荒目のサウンドでしかしその中に太い芯のようなものと陽気さを帯びており耳に残る感じがいたします。

 

 

 

そしてサビはコーラスのようなBAdadadadada…という斬新なもの。イントロ、サビと曲が進み最後まで独特のリズム感で駆け抜けてゆきます。気づいたら各楽器の演奏の音量が少しずつ小さくなっていく形で楽曲が終了いたします。このときとても楽しかったパーティがお開きになった後のなんとも言えない切なさに似た感情を思い起こさせられました。妻の昭恵と初めてダンスをした会食パーティ。

 

 

いまでは大切なマスターピース

 

 

 

 

 

愛してるよ。

 

 

 

 

 

なんて事まで呟いてしまうほど陽気な寂しさに包まれました。

 

 

 

 

歌詞に関して、英語に堪能ではない私としては完璧に理解することはできませんでしたが何となくつかんだ気がいたします。やはり英語詞というのはふんわりとわかった気になるぐらいが原価でございます。

 

ここでは高嶺の花に恋心を寄せるやつと、それを俯瞰からばかにしてるやつという感じの登場人物が存在しています。

 

とても魅力的な手の届きそうにない女性に恋心を寄せるやつをFlathead(馬鹿者、間抜け)と呼んで嘲笑っているように歌うことで、手が届かないことがわかっていても何かを期待してしまう男心を俯瞰から捉えているように感じますね。自分でもわかっていながらその女性の手のひらで踊らされる、そんな一見、馬鹿げているような恋愛を楽しむのも一興というかのような、そのような趣を私はこの歌詞に感じます、さらにおちゃらけているようなこのメロディにもしっくりくるように感じます。

 

この歌詞を読みながら、妻の昭恵と出会った頃、二人出会ったあのコンパ後のカラオーケストラを思い出しました。マスターピース

 

 

 

私も一人のFlatheadでありました。かけがえのない青春の一ページ。ありがとう。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか。多少パーソナルな内容も含んでしまいましたが、皆様との心の距離が縮まったことと、日本の明るい将来、世界平和を切に願うばかりです。

 

 

 

では、またの機会に。

 

 

 

ヤーマン、ピース。